フォーム機能で使用できる項目の一つである「ファイル」は、フォームから送信されたファイルが通知メールに添付される仕様になっています。サーバー（MovableType.net の管理画面）上で保存することはできないため、受信したメールからファイルをダウンロードする形で管理します。

その際、ファイル名がそのままだと管理が煩雑になることがあります。

そこで、ファイルの項目に「出力ファイル」という設定を新たに追加し、ルールに基づいたファイル名に自動で書き換えることができるようにしました。

「出力ファイル」では、以下のタグが利用できます。

• <mt:Var name="timestamp"> ：送信時のタイムスタンプ
• <mt:Var name="sequence_number">：受付番号
• <mt:Var name="entry{項目名}">：フォームで利用している項目に入力された内容を挿入

たとえば、「出力ファイル」で下の例のような設定をします。

<mt:Var name="timestamp">_<mt:Var name="sequence_number">_file

この状態でフォームに test.jpg というファイルが添付されると、202101211546_1_file.jpg というファイル名に自動的に変換されて通知メールに添付されて届きます。

このようにユニークなファイル名にすることによって、送信メールや受付データに記述されたファイル名と実際のファイルを紐付けしやすくなります。

フォームの添付ファイル管理に、ぜひご活用ください。