新サービス「MovableType.net フォーム」を公開
MovableType.net に標準で搭載している「フォーム機能」を、単体でご契約いただける新サービス「MovableType.net フォーム」を公開しました。
ライト・スタンダード・プロの3つのプランをご用意しており、運用人数やフォーム数だけでなく、1フォームの1時間あたりの受付可能数や、サービス側で保存可能な受付データ数といったスペックが異なります。
Movable Type シリーズはもちろん、他のサービスやソフトウェアで運用しているウェブサイトでもご利用いただけます。MovableType.net のフォーム機能を使用されたことがない場合は、まずは無料トライアルでお試しください。
MovableType.net と MovableType.net フォームのアカウントは共通です。MovableType.net ユーザーが MovableType.net フォームの利用を開始する場合は、既存のアカウントのダッシュボードから新しくフォームサービスを作るリンクをクリックし作成が可能です。(ダッシュボードの一覧で、ウェブサイトとフォームサービスの両方を管理できます。)
※MovableType.net に標準で搭載しているフォーム機能は従来通りお使いいただけます。
※搭載している機能は同じですが、一部データの受付可能数や保存可能数といったスペックが異なります。
(標準搭載のフォーム機能:1フォームの1時間あたりの受付可能数→50、サービス側で保存可能な
受付データ数→1000)
フォーム機能の強化
フォーム機能において、受付データのみ閲覧可能なユーザーの指定と、通知メールに個人情報を含めないよう設定できるようになりました。このアップデートは「MovableType.net フォーム」にも適用されています。
新権限「参加者」を追加
新権限「参加者」を追加しました。「記事などの更新は行わないが、特定の場所にアクセスさせたい」ユーザーを参加者として招待します。現状、特定の場所として指定できるのは、フォームの受付データへのアクセスのみになります。
受付データの閲覧のみ可能な「データ閲覧者」を指定可能に
フォームには「オーナー」と「サイト管理者(フォーム管理者)」のみアクセスできますが、各フォームごとに受付データのみを閲覧させたいユーザーを「データ閲覧者」として指定できるようになりました。
項目のカスタマイズや、自動返信メールなどの細かな設定には触れず、フォームから受け付けたデータのみ確認したいユーザーを指定して管理できます。
※ データ閲覧者として指定したいメンバーはウェブサイトで「参加者」以上の権限を持っている必要があります。
※ ウェブサイト配下のブログにのみ参加しているメンバーが、受付データにアクセスしたい場合は、ウェブサイトでの権限を「参加者」に設定することで指定可能です。
通知メールに個人情報を含めないよう設定可能に
新規受信を管理者へお知らせする通知メールの内容を、カスタマイズできるようになりました。
通知メールの本文内に含めたいテキストの追加と、フォームの入力内容を表示する/しないの設定が行えます。
受付データはサービス側に保存し、通知メールは入力された個人情報が含まれない形で受信したいといった場合にご活用ください。
その他の改善項目
- グローバルモディファイアの encode_json に対応しました。
- フォームのCSVダウンロードにBOMを追加し、エクセルで直接開いても文字化けしないようになりました。
- Webプッシュ通知関連の文言をブログの言語設定にあわせるようにしました。
- インポート機能で読み込めるテキストファイルの最大サイズを10MBから30MBに変更しました。