MovableType.net は、継続して安全にウェブサイトを運用できるサービスであるために、さまざまな対策を行っています。この度、更なるセキュリティ対策のため、管理画面へのアクセスをIPアドレスで制限できるようになりました。
IPアドレス制限を利用することで、MovableType.net へのアクセスを社内のネットワークだけに許可し、社外からのアクセスを遮断するといった運用が可能です。
その他リクエストを多数いただいた機能の追加・改善を行っています。
管理画面でウェブサイト毎にIPアドレス制限をかける
MovableType.net は1つのアカウントで複数のウェブサイトを管理できるため、各ウェブサイトごとにIPアドレス制限を設定できるようになっています。
ウェブサイトの管理画面[設定]>[セキュリティ]から行うことができ、「IPアドレスのみ」もしくは「IPアドレス+ネットマスク」の形式で、最大10個まで設定することができます。
このIPアドレス制限機能には下記の仕様も含まれます。
- 設定が変更された場合には、オーナーとサイト管理者には変更内容のメールが送信される
- オーナーとサイト管理者は、IPアドレスの指定を間違った場合でもメール受信により再設定を行える
管理画面の検索対象にアイテムを追加
記事やテンプレートの中から指定した文字列を検索したり、置換できる「検索/置換機能」において、アイテムも対象になりました。以前使用した画像を参照したい場合や再利用したい場合に役立ちます。
アイテムの検索対象
- ラベル
- 説明
- テキスト系のカスタムフィールド
画像のアップロード時にラベル等を任意のものに設定しておくことにより、後から検索しやすくなります。
公開時に日時が変更になる場合のURLを再生成可能に
記事のアーカイブパス(URL)の設定で「日付」を指定している場合(例:/2019/01/post.html)に、記事を作成した年や月が、公開するタイミングと異なるケースにおいて、URLの再生成ができるようになりました。
具体例)1月に記事を下書き保存する(URLが /2019/01/post.html となる)→ 実際の公開は2月に設定したい場合、URLが01のままだと1月に公開した記事のように見えてしまうため02になるよう再生成する。
限定公開中のサイトの記事・ウェブページ作成画面の表示改善
限定公開設定(パスワード設定)をしているウェブサイト・ブログの、記事・ウェブページを「リッチテキスト」で作成する場合に、テキストエリア内に画像を表示して確認しながら編集できるようになりました。
作成画面上部に表示される「ウェブサイトを開いて一度パスワードを入力」を実行することで可能です。
その他の機能改善
- テーマ「Material Blog」のスタイルの見直し等を行いました。