PDF の1ページ目を画像として生成できるようになったのですが、今回はその機能を利用して、セミナー資料公開ページを作る方法を具体的に紹介していきます。

他にもセミナー資料を管理・公開する、広報誌を管理・公開するといった色々な活用方法があるか思います。

制限事項

まず、画像の自動生成ですが以下の制限があります。

• フォントが埋め込まれていない場合には正しく表示できません
• パスワードが設定されている場合には正しく表示できません

管理画面の設定

まず、管理画面側ですが特に特別な設定は必要ありません。

アイテムに PDF ファイルをアップロードすると1ページ目を自動的に画像として生成するため、アイテム一覧画面でもサムネイル画像が表示されます。

今回はセミナー資料を管理するブログを1つ作成し、記事のフィールドを以下にしています。

• タイトル
• セミナー資料PDF（カスタムフィールドのファイルで作成）
• セミナー概要（本文）

実際の記事編集画面は以下のようになります。

テンプレートの出力例

PDF から生成された画像を出力する場合には、画像のサムネイルを表示する場合と同じ方法になります。

今回の例では、<$mt:EntryBody$> の前に以下のソースを記述しました。

<p><mt:CustomFieldAsset identifier="pdffile"><a href="<mt:AssetURL />"><img src="<mt:AssetThumbnailURL width="480">" style="outline: gray 1px solid" /></a></mt:CustomFieldAsset></p>

ポイントは、<mt:AssetThumbnailURL width="480"> で生成された画像をリサイズして出力しています。

この出力には <mt:AssetThumbnailURL /> や <mt:AssetThumbnailLink /> タグを利用します。

上記コードによって、PDF へのリンクが貼られた画像が出力されるようになります。

今までは表示画像を別途用意してアップロードしてリンクを貼る、、という作業をしていたと思いますが、よりスムーズに運用ができるようになります。

ぜひ新機能をご活用ください！