マニュアル

フォームの新規作成と設置

MovableType.net フォームでは、ライトプランで10個まで、スタンダードプランで25個まで、プロプランで50個まで、アドバンス100プランで100個まで、アドバンス200プランで200個までフォームを作成することができます。

  1. 左サイドバーの [フォーム] - [新規] をクリックする
  2. 「基本設定」の各項目を入力する

    フォームの新規作成と設置

    • タイトル
      一覧画面で表示するフォームのタイトルを設定してください。実際のフォーム画面には表示されません。
    • メモ
      記入した内容は公開されません。
    • 作成日
      フォームを作成した日にちです。作成日は公開されません。
    • 埋め込みコード
      フォームを表示させるための埋め込みコードです。HTMLソース内やテンプレートのフォームを表示させたいところにコピー&ペーストしてください。
      スクリプトのコードもフォームを設置するページに挿入していください。
    • サイトURL
      このフォームを利用するサイトのURLを設定します。例えば https://movabletype.net/form/ に設置する場合 https://movabletype.net と入力します。
      ※サイトURLの設定に間違いがある場合、フォームが表示されない、または「form.movabletype.net で接続が拒否されました。」と表示されます。
    • 通知先メールアドレス
      通知先のメールアドレスそれぞれに To / CC / BCC を設定します。
      ※ フォームからメールを受信すると、管理者宛にメールが送信されます。その際の送信日時は、ウェブサイトのタイムゾーンとして設定されているタイムゾーンを利用します。
      入力されたフォームの内容がここで指定したアドレスにメールで送信されます。通知先メールアドレスはスタンダードプラン以上でフォームごとに最大10個まで(ライトプランはフォームごとに5個まで)設定できます。
      通知先メールアドレスの設定(スタンダードプラン以上)
      通知先メールアドレスの設定(スタンダードプラン以上)

      通知先メールアドレスの設定(ライトプラン)
      通知先メールアドレスの設定(ライトプラン)

      スタンダードプラン以上では選択項目によってフォームの送信先を変更することができます。詳しくは選択項目によってフォームの送信先を変更する(条件分岐)をご覧ください。

    • 使用言語
      入力項目名や通知メールの文面に反映されます。English、日本語、繁體中字から選択できます。
    • 確認画面
      送信前に入力内容を確認する画面を表示するかどうかを設定します。
    • 確認ボタンの文言
      ライトプラン以上。確認ボタンの文言を変更できます。未入力の場合はデフォルトの文言が表示されます。
    • 送信ボタンの文言
      ライトプラン以上。送信ボタンの文言を変更できます。未入力の場合はデフォルトの文言が表示されます。)
    • スパム対策
      スパムを防止するためのキャプチャの表示の設定をします。
      MovableType.net フォーム スパムキャプチャの設定
      スパムの疑いがある場合にキャプチャを表示する」を選択いただくと、一定の条件下においてキャプチャが表示されます。
      常時、キャプチャを表示したい場合は「キャプチャを必ず表示する」を選択してください。
    • カスタムCSS
      表示されるフォームの背景色など独自のCSSを設定できます。
      構造やカスタマイズ例など詳しくは「フォームを独自 CSS でデザインする」をご覧ください。
  3. 受付データの保存方法・閲覧者を設定する

    データの保存
    フォームで送信されたデータをサービス上に保存するか、サイボウズ社の業務改善プラットフォーム「kintone」などの外部サービスに保存するかを選べます。保存しない場合、受け付けたデータの管理は通知メールの受信のみになります。

    受付データで「サービス上に保存する」を選択した場合、受け付けたデータはデータベース上に暗号化されて保存されます。ただし、ファイル添付により送られた添付ファイルはサーバー上には保存されません。

    受付データの保存方法

    データ閲覧者
    保存されたデータを閲覧できるメンバーを設定できます。

    「データ閲覧者の追加・編集」リンクをクリックし、表示されたモーダルウィンドウで設定してください。
    受付データの閲覧者を設定する受付データの閲覧者を設定する

  4. 受付の制限を設定する
    終了日や件数で受付上限を設定できます。

    • 受付終了日:カレンダーで指定できます。時間に関してこれ以上細かく指定したい場合は、直接入力欄で数字を変更してください。
    • 受付件数:件数で指定できます。
    • 終了時のメッセージ:任意の文言を入力できます。

  5. 受付完了時の動作を設定する
    フォームから送信が完了した際、「メッセージを表示」または「完了ページへリダイレクト」いずれかの動作を設定できます。
    表示するメッセージ、リダイレクト先の URL についてはここで設定してください。
    また、受信したデータには受付番号が割り当てられます。(受付件数と受付番号のリセットは受付データページで行えます)送信者に受付番号を知らせたい場合は、以下のタグで「メッセージを表示」画面に受付番号を差し込むことが可能です。
    ※「メッセージを表示」では URL を挿入すると自動的にリンク状態となります。

    通し番号 : <mt:Var name="sequence_number" />

  6. 「通知メール」を送信するか設定する
    フォームが送信された場合に、サイト管理者が受け取るメールの内容を設定します。

    通知メールの送信の有無、件名、本文、送信者の入力内容、IPアドレスの表示(ライトプラン以上)、フッターを設定し、入力内容を通知メール内に表示するかを選択できます。

    通知メールの送信を有効にすると、フォームでデータを受け付けた時に、上で設定した通知先メールアドレスに通知メールを送信します。データの保存が「保存しない」に設定されている場合、この設定は変更できません(常に有効になります)。

    また、受信したデータには受付番号が割り当てられます。(受付件数と受付番号のリセットは受付データページで行えます)サイト管理者が受け取るメールに受付番号を表記したい場合は、以下のタグで「件名」、「本文」または「フッター」に受付番号を差し込むことが可能です。

    通し番号 : <mt:Var name="sequence_number" />

    「件名」、「本文」または「フッター」には、以下の記述で各項目に入力された内容を挿入できます。通常、「お名前」や「郵便番号」などの項目名で指定できますが、項目名が重複する場合、各項目の編集画面に表示されている「ID」で指定してください。

    <mt:Var name=“entry{お名前}“>
    <mt:Var name=“entry{郵便番号}“>
    <mt:Var name=“entry{都道府県}“>
    

    ※ 項目「郵便番号・都道府県・住所(自動入力)」については、まとめての項目名、変更した項目名、ID ではなく、以下のようにご指定ください。

    <mt:Var name="entry{郵便番号}">
    <mt:Var name="entry{都道府県}">
    <mt:Var name="entry{住所}">
    

    MovableType.net フォームの通知メールの設定

  7. 「自動返信メール」を送信するか設定する
    以降の設定項目で設定した内容を自動返信メールで送信することができます。

    メールアドレスタイプの項目に入力されたアドレスに、自動返信メールを送信します。項目変更の一覧にメールアドレスタイプの項目がない場合にはメールは送信されません。
    フォームの新規作成と設置

    ※SMTP設定(後述)を利用するには、「自動返信メール」の項目は「送信する」にチェックしていることが必須条件です。

    受信したデータには受付番号が割り当てられます。(受付件数と受付番号のリセットは受付データページで行えます)送信者に受付番号を知らせたい場合は、以下のタグで「本文」または「フッター」に受付番号を差し込むことが可能です。

    通し番号 : <mt:Var name="sequence_number" />

    「件名」、「本文」または「フッター」には、以下の記述で各項目に入力された内容を挿入できます。通常、「お名前」や「郵便番号」などの項目名で指定できますが、項目名が重複する場合、各項目の編集画面に表示されている「ID」で指定してください。

    <mt:Var name="entry{お名前}">
    <mt:Var name="entry{郵便番号}">
    <mt:Var name="entry{都道府県}">
    
    自動返信メール
    • 「表示名」
      自動返信メールのFromのメールアドレスの表示名を指定できます。空欄の場合はサイトのドメイン名が表示されます。
    • 「リプライメールアドレス」
      「自動返信メール」の受信者がメールに返信をする際に、返信先となるメールアドレスを設定できます。
    • 「自動返信メールの件名」
      「自動返信メール」の「送信する」項目にチェックを入れると編集できます。フォームから送信されたメッセージに対して送られる返信メールの件名を設定できます。
    • 「自動返信メールの本文」
      フォームから送信されたメッセージに対して送られる返信メールの本文を設定できます。
    • 「入力内容」
      「表示する」項目にチェックを入れると、送信者が記述した入力内容をメール内に表示するように設定できます。
    • 「自動返信メールのフッター」
      フォームから送信されたメッセージに対して送られる返信メールのフッターを設定できます。
  8. SMTP設定を行う
    必要情報を入力、設定することで、自動返信メールのFromのメールアドレスを、自社(独自)のメールアドレスに変更できます。
    ※SMTP設定を利用するには、「自動返信メール」の項目(上記7)で「送信する」にチェックしていることが必須条件です。

    • 有効
      自身のSMTPサーバー経由でメールを送信するように設定できます。
    • SMTPサーバー
      IPアドレスを設定する場合は、証明書の検証の際にコモンネームやサブジェクト代替名にIPアドレスが含まれている必要があります。
    • ポート
      465または587から選択してください。
    • Fromアドレス
      SMTPサーバーから送信するときに利用するFromのメールアドレスを設定してください。
    • ユーザー名
      SMTPサーバーにログインするユーザー名を設定してください。
    • パスワード
      SMTPサーバーにログインするパスワードを設定してください。

    ※ SMTP 設定がうまくいかない場合、「フォームの SMTP 設定が完了しない」の内容をご確認ください。

    SMTP機能を利用した送信時には以下の2つの IPアドレス のいずれかが送信元(接続元)となります。どちらか一方の送信元に限定することは出来ません。SMTPサーバーに送信元を設定する必要がある場合などは、下記の2つの IPアドレス を指定してください。

    • 52.199.17.160
    • 52.199.79.240
  9. [変更を保存] ボタンをクリックする
  10. 右上の [項目設定] ボタンをクリックし「フォームの項目設定」ページで必要な項目を組み合わせて作成し、[変更を保存] 後に右上の「基本設定」からフォームの基本設定ページに戻る
    各項目について詳しくは「フォームの項目設定と種類」をご覧ください。
    ※ 閲覧者側の入力の手間や、サイト管理者の収集した情報管理の観点から、フォームで収集する情報は、必要最低限にしましょう。フォームを作成する際には、項目について十分に議論してください。

    formset02.jpg

  11. 画面上部に表示された「埋め込みコード」をコピーする

    formre.jpg

  12. フォームを表示したい箇所にソースコードを貼り付ける