ウェブサイトのお引っ越しや、ひな形を利用して新規サイトを作成する場合などに役立つ「インポート・エクスポート機能(読み込み・書き出し機能)」について、ウェブページのインポート・エクスポートが可能になるなどの機能強化を行いました。
また、フォーム機能について、送信された際にサイト管理者に送られる「通知メール」の送信者名の表示やメール件名の変更が可能になりました。
インポート・エクスポート機能を強化
インポート・エクスポート機能について、以下の機能強化を行いました。
ウェブページのインポート・エクスポートが可能に
ウェブページもインポート・エクスポート機能の対象になりました。フォルダ構造も含めてインポート・エクスポートすることができます。
テーマを含むサイトのウェブページや記事などのコンテンツを、スムーズに書き出したり読み込んだりすることができるため、例えばひな形を作成し、新規サイトに適用させることで、素早くサイトを作成することも可能です。
エクスポート時には、上のキャプチャのようにエクスポートする対象を選択して書き出すことができます。
またインポート時には、元のサイトのURLを指定するだけで、自動的にウェブページ本文内とカスタムフィールドの画像やファイルが読み込まれます。詳しくは以下のマニュアルをご覧ください。
Movable Type からのウェブページのインポートも可能に
Movable Type から MovableType.net へウェブサイトを移行する際に、ウェブページも移行できる専用テンプレートを用意しました。このテンプレートを使用することで、Movable Type から書き出したウェブページのファイルも、MovableType.net へインポートすることが可能です。
また、記事のカテゴリのパスも再現できるようなフォーマットも作成しましたので、そちらもご利用ください。詳しくは以下のマニュアルをご覧ください。
※ Movable Type と MovableType.net の違いは以下をご参照ください。
https://movabletype.net/features/compare.html
MovableType.net の記事のカスタムフィールドのファイル移行もスムーズに
先日、Movable Type から MovableType.net へのカスタムフィールドのファイルのインポートに対応しました。今回は MovableType.net でエクスポートした場合も、カスタムフィールドのファイルのURLが出力され、インポート時にアイテムとして読み込めるように改善を行っています。
これにより、MovableType.net 間での移行も簡単になります。
フォーム機能の改善
フォーム機能について以下の改善を行いました。
送信者名を通知メールの送信者欄に表示可能に
項目に「お名前」の入力欄を追加したい場合、これまで項目の種類は「1行テキスト」を利用していましたが、お名前専用の項目を追加しました。このお名前専用の項目を利用することで、送信者名を通知メールに表示することが可能になります。
これまで通知メールは「ウェブサイトのドメイン <noreply@movabletype.net>」という形で受信していました。今回機能改善により「お名前の項目に入力された名前 <noreply@movabletype.net>」という形で、送信者名を表示して受信することが可能になります。
通知メールの送信者の名前を指定できることで、メーラーなどでの適切なフィルタリング等行えるようになります。
通知メールの件名の変更が可能に
フォームが送信された場合に、サイト管理者が受け取るメールの件名を変更できるようにしました。これにより、独自のわかりやすい件名で通知メールを受信することができます。
新しい機能をぜひお試しください。
古いバージョンの Movable Type や、WordPress で運用されているサイトからの移行のポイントなどついては、
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