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ワークフローの活用例 メディアサイト編(承認者が複数の場合)

前回は企業サイトでの運用を例にご紹介しましたが、今回はメディアサイトを例に、承認者が複数いる場合のポイントをご紹介したいと思います。

ワークフローでできることの詳細については、以下の記事をご覧ください。

登場人物

  • 承認者:編集長、副編集長
  • レビュアー:編集者A、編集者B、編集者C
  • 申請者:ライター

ワークフローの設定

 

ワークフローの作成

ワークフロー名はわかりやすく、記事公開用といった名前をつける。

承認者には、メンバーの中から編集長、副編集長を選択する。今回は全員が承認した場合のみ公開可能にチェックを入れる

レビュアーには、編集者A、編集者B、編集者Cを追加する。記事によってレビュアーが違うので標準で指定はオフにしておく。

対象のウェブサイト・ブログを選択し、今回はシステムオブジェクトの記事にチェックを入れる。

実際のワークフローの流れ

以下の手順が公開までの流れとなります。

  1. 申請者であるライターが記事を書き編集者Aにコメントを求める
  2. 編集者Aが修正箇所のフィードバックをコメントでする
  3. ライターが修正を行い、レビュアーとして編集者Aを追加しつつ承認依頼を行う。
  4. 承認者の副編集長が確認し承認する
  5. もう一人の承認者である編集長が確認し承認する(ここで全員承認したので公開可能になる)
  6. 承認OKのメールを確認し、公開権限を持つ編集者Aが予約投稿の設定をして公開する

今回のポイント

  • 承認申請を出す前に編集者とやりとりして仕上げる
  • 承認者が複数いて、全員が承認したらはじめて公開可能となる
  • 公開権限はそのメンバーの権限に準ずる、というルールから承認OKがでたら申請者ではなくレビュアーの編集者が公開設定をする

というところになります。

MovableType.net のワークフロー機能は、柔軟に使えるようになっていますので、上記のような複数人の承認者を設定し擬似的な多段階のワークフローが可能です。

是非お試しいただければと思います!