MTEntries
ブログのブログ記事の一覧のためのブロックタグです。モディファイアを指定することで、特定のカテゴリのブログ記事だけを抜き出すことや、日付順で指定した数のブログ記事を一覧することができます。ブログ記事アーカイブ以外のテンプレートでブログ記事を表示するときは、MTEntries ブロックタグを使います。
使い方
<MTEntries lastn="10">
<MTEntriesHeader>
<div class="hfeed">
<h1>ブログ記事</h1>
</MTEntriesHeader>
<div class="hentry entry" id="entry-<mt:EntryID>">
<h2 class="entry-title"><a rel="bookmark" href="<mt:Var name="permalink">"><$MTEntryTitle$></a></h2>
<ul class="meta">
<li class="published"><abbr title="<mt:EntryDate format_name="iso8601">">
<$MTEntryDate format="%b %d, %Y %H:%M" language="en"></abbr></li>
<MTEntryIfTagged>
<li class="tag">
<ul><MTEntryTags>
<li><$MTTagName$></li>
</MTEntryTags></ul>
</li>
</MTEntryIfTagged>
</ul>
<div class="entry-content">
<$MTEntryBody$>
</div>
<address>
<span class="vcard author">Posted by: <a class="url fn" href="<mt:EntryAuthorURL>">
<$MTEntryAuthorDisplayName$></a></span>
<span class="updated">Last update: <abbr title="<mt:EntryModifiedDate format_name="iso8601">">
<$MTEntryModifiedDate format="%b %d, %Y %H:%M" language="en"$></abbr></span>
</address>
</div>
<MTEntriesFooter>
</div>
</MTEntriesFooter>
</MTEntries>
モディファイア
lastn="N"
-
出力するブログ記事の件数を制限します。lastn モディファイアは、つねに降順 (新しいものから古いものに並ぶ) で処理します。指定可能な値は 1-100 、all(最大100迄)です。
<mt:Entries lastn="5" >
limit="N"
-
lastn
モディファイアがブログ記事の作成日順に指定件数表示するのに対し、limit
モディファイアは、指定された条件でフィルタリングした結果を指定数を最大件数として表示します。指定可能な値は 1-100 のみです。値に auto を指定した場合、デフォルト値の 10 件または、10 日分で出力します。
paginate_by="N"
-
ページ送り等を行いたい場合、モディファイアの値に件数を指定することで、指定した数分の件数が表示されます。詳しくはページ送りのご紹介をご参照ください。
sort_by="foo"
-
ブログ記事を並び替える対象を指定します。
- blog_id (ブログID)
- authored_on (公開日・初期値)
- created_on (作成日)
- modified_on (変更日時)
- field:識別子 (カスタムフィールドで設定した識別子の値)
※ blog_id, authored_on, created_on, modified_on, field:識別子 のみ対応しています。
※ created_on(作成日) を利用した場合は authored_on と同じ動作(記事の編集画面で設定した日時順)になります。
※ カスタムフィールドの値で記事の絞り込みを行なっている場合は、カスタムフィールドの値での並び替えはできません。 - sort_order="ascend | descend"
-
並べる順序を指定します。ascend を指定すると昇順 (新しいものが下)、descend は降順 (新しいものが上) です。初期値は descend です。
field:識別子="foo"
-
カスタムフィールドの値 foo を利用して出力する記事をフィルタリングできます。モディファイアの
field:識別子
には、カスタムフィールド機能で設定した[識別子]を設定します。例えば記事のうち、ラジオボタンのフィールドの値が 2 のブログ記事だけを表示したい場合は次のサンプルのようにします。
<MTEntries field:entry_radiobutton="2"> ... </MTEntries>
また、次のサンプルは、
entry_dropdown という識別子(タイプはドロップダウンを利用) の場合で、オプション内のカンマで区切った値のうちの "foo" で指定したフィールドの値(ここでは"りんご")のみがチェックされている記事を新規作成順に並べ、その先頭から5件を表示します。 <mt:Entries field:entry_dropdown="りんご" sort_by="authored_on" sort_order="descend" limit="5">
次のサンプルは、
entry_checkbox という識別子のチェックボックスを利用した場合で、チェックボックスがチェックされている記事を新規作成順に並べ、その先頭から5件を表示します。チェックの入っていない記事を表示したい場合は「entry_checkbox="0"」とします。 チェックの入っている記事を対象とする場合
<mt:Entries field:entry_checkbox="1" sort_by="authored_on" sort_order="descend" limit="5">
チェックの入っていない記事を対象とする場合<mt:Entries field:entry_checkbox="0" sort_by="authored_on" sort_order="descend" limit="5">
このモディファイアでは、カスタムフィールドに入力した複数の値を組み合わせたフィルタリング (
AND
,OR
,NOT
) を利用できません。 offset="N"
-
指定した数のブログ記事を除外して表示します。値に 5 を指定すると、最新5件のブログ記事を除外してリスト表示します。
lastn
モディファイアと組み合わせて使ってください。 - category="category_foo", categories="category_foo"
-
このモディファイアでは、ブログ記事を特定のカテゴリに属するものだけに、フィルタリングできます。
category="category_foo"、および categories="category_foo" のどちらも、挙動は同じです。1つのカテゴリをフィルタリングする際に categories="category_foo" と記述が可能ですし、複数カテゴリのフィルタリングをする際に category="category_foo" という記述が可能です。
次のサンプルは、ひとつのカテゴリ (サンプルでは Featured カテゴリ)に含まれるブログ記事だけにフィルタリングします。
<mt:Entries category="Featured">
複数のカテゴリを組み合わせ、
AND
,OR
,NOT
などを使った複雑なフィルタリングもできます。次のサンプルは、Family または Pets カテゴリと、Featured カテゴリに含まれる (複数のカテゴリに含まれる) ブログ記事にフィルタリングします。<mt:Entries categories="(Family OR Pets) AND Featured">
また、次のサンプルは、Family カテゴリ以外のカテゴリに含まれる記事 (どのカテゴリにも含まれないブログ記事も含む) にフィルタリングします。
<mt:Entries categories="NOT Family">
author="author_user_name"
-
ブログ記事を特定のユーザーが投稿したものにフィルタリングします。設定するのは、ユーザーのログインに使用されるアカウント名 (ユーザー名)です。次のサンプルは、ユーザー名が Melody のユーザーが投稿したブログ記事にフィルタリングします。
<mt:Entries author="Melody">
- id="entry_id"
-
このモディファイアは、単一のブログ記事にフィルタリングしたいときに使用します。次のサンプルは、entry id が 10 の記事のみにフィルタリングします。
<mt:Entries id="10">
- days="N"
-
現在の日に基いて、ブログ記事を指定日数内に投稿されたものに限定して出力します。次のサンプルは、現在の日に基いて、10日以内に投稿されたのブログ記事のみにフィルタリングします。指定可能な値は 1-365 のみです。
<mt:Entries days="10">
- unique="1 | 0"
-
このモディファイアを付与すると、その MTEntries ブロックは、同じテンプレート内で使用した MTEntries ブロックで出力したブログ記事を除いて出力 します。
出力されるブログ記事とブログ記事の間の文字を設定できます。次のサンプルでは entry ID を出力し、各々を
,
(カンマ) で区切ります。<mt:Entries glue=","><$mt:EntryID$></mt:Entries>
サンプルの出力結果はつぎのとおりです。
10,9,8,7,6,5,4,3,2,1
- include_blogs="all | children | siblings | ID | 識別子"
- include_with_website="1"
- exclude_blogs="ID | 識別子"
-
※blog_ids も include_blogs と全く同じ動作となります。
詳しくは、マルチブログ機能が利用できるテンプレートタグを参照してください。 - ignore_archive_context="0 | 1"
-
アーカイブテンプレートの中でブロックタグを用いる場合、自動的に現在のアーカイブの条件によるフィルターが掛かります。(ブログ ID、カテゴリや読み込まれている記事のリストなど)
ignore_archive_context モディファイアに "1" を指定すると、アーカイブコンテキストによる自動フィルターを行わずにデータをロードさせることができます。