こんにちは!プロダクトマネージャーの早瀬です。
今回の記事では、Movable Type ソフトウェア版を利用したことがある方が「MovableType.net との違いは?どうやって使い分ける?」を一通り把握できるように、細かな違いも含め解説したいと思います!
MovableType.net の特長
Movable Type ソフトウェア版は、自分でサーバーにインストールして利用することが多いかと思います。
この場合、ソフトウェアのバージョンアップやサーバーの監視、セキュリティ対策などが必要です。
一方、MovableType.net はサービス型のCMSになるので、インストールやバージョンアップ、サーバーのメンテナンスなど全く気にせず、ユーザー登録すればすぐ使えます。
MovableType.net の料金には、サーバーの領域やCMSの利用料、セキュリティ対策も含まれています。初期費用もかからず月単位での契約も可能なので、キャンペーンサイトなどにも最適です。
動的生成で再構築なし
Movable Type ソフトウェア版との最大の違いは、再構築がないことです。動的に出力されますが、キャッシュ管理などもきちんと行っていますので、1000記事以上ある場合でも高速に利用できます。
動的生成のメリットだけ享受でき、デメリット(サーバー運用コスト)はサービス側に任せられる、というのも大きな特長です。
アクセスが多いサイトでも負荷対策バッチリ
MovableType.net は、高負荷に強い仕組みを採用しています。エンタープライズプラン(※)であれば、CDNサービスを導入することで、爆発的なアクセスにも対応可能です。
※ 旧プランでは、アドバンス50以上のプランで導入可能です。
制限事項
サービス型ならではの多くの利点がある一方、いくつかの制限事項があります。
- プラグインのインストールができない
プラグインは自分では入れられませんが、プラグインにあるような、さまざまな機能が標準で入っています。 - PHPなど独自プログラムは動かせない
サーバー側で動かす独自プログラムは動きませんが、JavaScript などフロントエンドに関するものには制限はありません。 - カテゴリ、フォルダの階層の作成は6階層まで
- カスタムフィールドの作成数に上限がある
- 記事やアイテムにタグを付与できない
Movable Type シリーズの使い分け
Movable Type シリーズの使い分けのポイントについて説明します。
- MovableType.net
サーバーの管理や運用コストを抑えたい、標準機能でスピーディーにサイトを立ち上げたい場合は、MovableType.netがおすすめです。 - Movable Type クラウド版
サーバー管理の手間を省きつつ、プラグインの利用など標準機能以上のカスタマイズを行いたい場合は、Movable Type クラウド版がおすすめです。 - Movable Type ソフトウェア版
独自プログラムの組み込みや社内システムとの連携など、インフラ構成からカスタマイズするような柔軟なシステム構築には、Movable Type ソフトウェア版がおすすめです。
まずは MovableType.net で要件を満たせるか確認していただき、もし難しければ、クラウド版、ソフトウェア版の順で検討することをおすすめします。
テンプレート開発時のポイント
テンプレート開発時のポイントをご紹介します。
カスタムフィールドの仕様
Movable Type ソフトウェア版では、カスタムフィールドのタグ名を自由に付けられますが、MovableType.net では識別子を使用します。
カスタムフィールドの仕様の違いや、MovableType.net のカスタムフィールドの出力基本パターンについては、次の記事で詳しく解説しています。
- Movable TypeとMovableType.netのカスタムフィールドの違い - MovableType.net 活用ブログ
- ブクマ必須!カスタムフィールドの出力基本パターンをご紹介 - MovableType.net 活用ブログ
MTタグの差分
多くのMTタグは Movable Type と MovableType.net で互換性がありますが、一部のMTタグでは動作が異なったり、MovableType.net に対応していないものがあります。
MovableType.net で利用可能なMTタグは、次のタグリストで確認できます。
MTタグの差分表です。モディファイア単位で互換性や MovableType.net での対応状況を確認できます。
ページ送り機能
MovableType.net の独自機能として、一覧ページで10件表示したら次の10件、といったように表示するページ送り機能があります。Movable Type ソフトウェア版ではプラグインを利用する必要がありますが、MovableType.net では標準機能として利用できます。詳しくは次の記事をご覧ください。
MovableType.net の代表的な独自機能
MovableType.net の代表的な独自機能に関する記事やニュースをまとめてご紹介します。
- 共有プレビューを使いこなして効率的で安全な運営を! - MovableType.net 活用ブログ
- 差し替え予約機能を使いこなす:期間限定キャンペーンページ運用編
- 記事の差し替え予約機能を利用してヒヤリ・ハット事例を回避する
- フォームアーカイブ - MovableType.net 活用ブログ
- 新機能ワークフローを徹底解説! - MovableType.net 活用ブログ
- 毎日のバックアップおよび任意のタイミングでのバックアップと、復元が可能に | MovableType.net
- サイトをパッケージ化して効率よく制作(塾パックを公開) - MovableType.net 活用ブログ
- 公開前の表示確認ができるステージング機能を追加 | MovableType.net
- ステージング機能で本番環境への適用日時を指定できるようになりました | MovableType.net
- アクセシビリティチェック機能が利用できるようになりました | MovableType.net
- さまざまなプログラム言語から情報の取得・更新ができるData APIを公開 | MovableType.net
- サイト移行アーカイブ - MovableType.net 活用ブログ
制作者向け評価ライセンスで試せます
ここまで読んでいただいた方でしたら、ちょっと試してみてもいいかも!と思ってくれたかと思います。
その場合はぜひ、制作者向け評価ライセンスをお申し込みください。非公開のテスト環境として、ビジネスプランが無料でお使いいただけます!
長くなりましたが、Movable Type を使った経験があればすぐ使いこなせると思いますので、ぜひこの機会に MovableType.net をお試しいただければと思います!
