5月20日に開催された Movable Type の関東地域のユーザーグループ「MT東京」主催の、【MT東京-35】時短でらくらく!常時SSL & レスポンシブサイト ~MovableType.net を使い倒そう~に登壇してきました。
こんにちは、プロダクトマネージャーの早瀬です。
※著者近影
今回はその時にお話した内容をダイジェストでお伝えします!
お話した内容は以下になります。
- MovableType.netの概要
- 運用や開発に役立つ便利な機能のピックアップ
- レスポンシブレイアウト対応の標準テーマを利用した制作のポイント
- ひな形作成時に便利な機能と効率アップ方法
- テーマ開発やテンプレートカスタマイズを学習できる新コンテンツのご紹介
- データインポート機能を使ったWordPressからの引っ越し方法
ちょっと長くなりますので2回に分けて今回は1と2についてご紹介していきます!
MovableType.netの概要
MovableType.netには以下の特長があります。
- ウェブサービス型である
- 難しい設定等なくユーザー登録するだけですぐ使える
- サーバー管理やソフトウェアの管理が不要なので、セキュリティ等も気にせずに安心して運用が可能
- サーバー領域とCMSの利用料が込みで月額約2100円(年間一括払いの場合)から安価に始められる
- ページは完全に動的化されている(ページ生成の待ち時間なし)
- デザインはHTMLレベルで自由に編集可能で、CMSのデータはMTタグという独自タグで簡単に扱える
- スマートフォンに対応した即戦力になるレスポンシブデザインのテーマを複数用意
サービス型でメンテナンスフリーに手軽に始められる、けどCMSとして使うための便利な機能がたくさんある!というのがポイントです。
さらに常時SSL化も追加費用無しにできるんです(^^)/
運用や開発に役立つ便利な機能のピックアップ
MT.netには運用や開発に役立つさまざまな機能があります!
共有プレビュー機能
まずは「共有プレビュー機能」。この機能は公開前の記事やウェブページを、関係者に共有することができ、サイト上で公開後どのようにみえるかを確認してもらうことができます。
共有プレビュー用にパスワードもかけられる固定のURLが発行されます。個別ページだけでなく、その記事やウェブページがトップページなどサイトの内の関連するページでどのように見えるかも確認できるため、ステージング機能に近い便利な機能です。
詳しい操作方法などは以下の記事をご覧ください。
差し替え予約機能
「差し替え予約機能」は、現在公開中の記事やウェブページの内容はそのままに、差し替え用のバージョンを別に作ることができます。さらに時間を指定して差し替えも行えるので、例えば会社概要のページを4/1の0時に変更したい、といった場合も事前に用意しておき、自動で差し替えることができます。
- 記事の差し替え予約機能を利用してヒヤリ・ハット事例を回避する
- 差し替え予約機能を使いこなす:年に1回一時的に内容が変わるページ編
- 差し替え予約機能を使いこなす:期間限定キャンペーンページ運用編
- 差し替え予約機能を使いこなす:会社概要の更新編
記事ウェブページ履歴比較機能
記事やウェブページを保存するごとに履歴が残ります。履歴を参照して過去の状態に戻したり、保存時には50文字までのメモを残すことができるため、変更内容や編集内容などを記録しておくことも可能です。
更新を行ったメンバーを履歴で確認することができるため、誰がどのような変更を行ったかも確認できます。
テンプレート履歴比較機能
「テンプレート履歴比較機能」で、テンプレートを保存するごとに履歴が残るようになっています。履歴を参照して過去の状態に戻したり、保存時には50文字までのメモを残すことができるため、変更内容や編集内容などを記録しておくことも可能です。
こちらも記事・ウェブぺージの履歴比較と同様に、更新を行ったメンバーを履歴で確認することができるため、複数人がテンプレートを編集するような場合も管理しやすくなっています。
フォーム機能
フォームは指定されたコード埋め込むだけで簡単に設置できます。項目やラベルなどは自由に設定可能で、ドラッグ&ドロップで簡単に並び順を変更できます。
容量に制限はありますが、ファイルも添付することが可能なので、質問内容のキャプチャ画像や、申請書類をフォームで受け付けるといった使い方もできます。
- 項目も自由に作れるようになったフォーム機能で実際のお問い合わせフォームを作ってみる
- フォームのファイル添付機能を詳しく解説
- 複数のフォームを用途に合わせて使い分ける
- フォーム送信完了時のリダイレクトページを作る
- フォームの任意項目に「任意」テキストを表示する
- カスタムCSS機能を使ってフォームのデザインを変更する
リダイレクト機能
「リダイレクト機能」は、転送元と転送先を指定するだけで簡単にリダイレクトを設定できます。ページ単位の設定はもちろん、フォルダ単位で指定するとその配下のパスを保持したままリダイレクトされます。
引っ越し時やサイト運用時など、ぜひご活用ください。
以上 MovableType.net の特長や様々な機能をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
次回は残りの制作効率がアップする内容を中心にご紹介します!